泥棒の約60%は窓からガラスを割って侵入します。
代表的な手口はクレセント(窓ガラスの錠)の周辺を破損し、そこから手を入れてクレセントを回して侵入する手口。通常のガラスであれば、わずか10~15秒で破損できます。近所への買い物やペットの散歩など、わずかな留守の間でも安心できません。泥棒がガラスを割る方法は様々あります。代表的なのは以下の三種です。
- こじ破り ドライバーを使い大きな音を立てないようにガラスをこじって割り、手が入る大きさまで開口する。
- 焼き破り ガラスをガスバーナーで加熱して割り、ガラス片を突き落として手が入る大きさまで開口する。
- 打ち破り バール等を使ってガラスを割り、ガラス片を突き落として手が入る大きさまで開口する。
これらの手口への抵抗性をチェックする防犯性能試験に合格した製品には、CPマーク*が与えられます。抵抗性とは泥棒がガラスを破って侵入するのを5分以上遅らせる性能を言います。
5分が分かれ目
侵入に手間取り、5分かかると侵入者の約7割はあきらめ、10分以上かかると侵入者のほとんどはあきらめるといいます。「侵入に時間をかけさせる」。これが、侵入されるかどうかの大きなポイントになります。<警察庁 住まいる防犯110番より>
CPマークがない低価格な窓フィルムが「防犯」という名目で様々販売されていますが、貼っていないよりはマシかなという程度のものが多数あります。是非CPマークが付いたものを選択して下さい。3M製品ではULTRA2200やSH15CLARといった製品があります。また窓ガラス全面ではなく、一部分に貼るような商品も販売されていますが効果はありません。さらに、防犯フィルムであっても、施工時の十分な水抜き、十分な養生など適切な施工がなされていなければ、本来の防犯性能が発揮されないことから、専門の施工業者に適切な施工を依頼する必要があると警察庁が住まいる防犯110番のHPで指摘しています。
詳細は「警察庁 住まいる防犯110番」を参照願います。そして施工は、専門の施工職人を常時雇用している当社にお任せ願います。